今日のステキさん:古本屋巡りってキノコ狩りみたい
とはいえ、キノコ狩りに行ったことはありません。トドです。
先日、高田馬場→早稲田→神楽坂→飯田橋までお散歩しつつ、古本屋巡りをしていました。
収穫物はこれ。
そして何となく思ったのですが、古本屋巡りをして本を買うというのは、ちょっとした採集活動だなと思ったのです。いわばキノコ狩り。冒頭にも言いましたが、キノコ狩りしたことは無いんですけどね。以下、キノコ狩りとの似ている点をあげつつ、私なりの古本屋巡りの楽しみ方を振り返ってみたいと思います。
まず、古本屋巡りをする時にはそもそも古本屋の場所を知らないといけません。
古本屋さんというのは面白くて、雑多に色々なものを置いているところもあれば、特定のジャンルとか分野の本だけ集めてあるお店もあるのです。そういう意味では、自分好みのスポットを知っているかどうかが大事になります。
これってなんだか、キノコが生える木や場所を知っているか否かに似てますよね。
もちろん古本屋のように場所が定まっているものもあれば、古本市のように一時的に開催されるものもあります。お店や売り方が変われば出ているものも違ってきますから、古本探しは古本屋探しでもあるんです。
オープンな雰囲気で店主が気さくなお店もあれば、なんとなーく暗くて入りにくくて、本棚からプレッシャーを感じるようなお店まで。狭い本棚の間で無言ですれ違うお客さんたちに混じりながら、トドもお腹を凹ませたりするわけです。
そして、古本屋に入ったなら、本の山から本を選ばなければいけません。
いや、別に選ばなくてもいいんですけどね。眺めているだけで色々楽しいのですが、「採集活動」としてはやっぱり買う(狩る)タイミングがドキドキするポイントですね。
ところで、皆さんは本を買う基準って何ですか?
「知っている作家の本」?
「興味あるジャンルの本」?
「前から読んでみたいと思っていた本」?
「なんとなく運命的なものを感じた本」?
「ジャケット(表紙)・タイトル買い」?
人それぞれだと思いますが、そこにはきっと何かしら引っかかるポイントがあるんでしょうね。
落ち葉の中からぴょこんと顔を出しているキノコを探すみたいに、本の山から引っかかる何かを見つけ出す、私は古本探しにそんなイメージを持っています
そもそも、古本探しの目的にも、いろいろあるのでは無いでしょうか。
「探しているものを見つける」という探求型もあれば、「なんとなく気になるものを見つける」というぶらぶら型も。私はどちらかといえば目的を持たず、フラフラ入り込んで引っかかった物を予算内で買うスタイルです。予算オーバーで買えない本もありますが、それはそれ。そういう出会いなんだなと思ってみたり。
そして、見つけた本を持ち帰ったら、読むという楽しみが待っています。たまに収穫しただけで満足してしまうこともありますが。。。。
自分がなんでこの本を手に取ったのかと思いつつ、買ってきた本を読み終えて次に読みたい本が見つかったり。そうやって終わらないループが私をまた古本屋さんに連れて行くのです。
Amazonnで欲しい本を手軽にゲットするのも良いですが、たまには出会いを求めてフラフラ古本屋巡りをするのも楽しいものです。合間にカフェにはいってみたり、お食事したり。古本屋巡りはトドの数少ない趣味かもしれません。
こんなのみつけた↓
日本古書組合
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