今日のたま:北海道旅行最終日〜知床トコトコ〜

  北海道編も最終日となりましたん。
今回初めてこの旅行記を見る方はこちらもどうぞ。
(日程等が載ってますわ)

さてさて、最終日の予定ですが
朝:中標津町 出発 
↓ 
午後:知床 到着
(ガイドさんと半日散策ツアー)
 ↓ 
夜:夜行バスで札幌へ
(翌日の夜飛行機で東京へ)
となっておりました。

この日は珍しく、特にハプニングもなく目的地に着けましたのね。
先ずは”世界自然遺産、知床”行きのバスが乗り継げる羅臼(ラウス)
という場所までバスでゆっくり1時間。

ふんがふんが

羅臼に着いた時間は丁度お昼時。ご飯屋さんを探そう!
とブラブラしてたら重機さんがこんにちわ。
出会いに感謝し写真を撮ります。

そして美味しいランチにありつくのです。
【ハモ丼な〜のね〜♪】

もぐもぐごっくん。うまうま。
よし(何が)


そしてバスに乗り、着いたのは『知床自然センター』。
ガイドさんとの待ち合わせ場所である”熊の毛皮”のある場所へ・・・
センター内のすぐ見える場所にあるらしいけど・・


ん?なんだこれ?

こういうのって普通、「展示品につき。触らないでください!」
って書いてません?

一体何が・・・



 【熊の毛皮(本物)】
こーれーかーーーーっ!!!

ためらいつつも、取りあえずお言葉に甘えてナデナデ。
(わりと剛毛)
確かに目立つのですぐに発見できました。


という訳で、ガイドさんとの合流も無事成功。
ガイドさんはおっとりした感じの優しい女性の方。
散策が楽しみだわさ。

車に乗せてもらい目的地まで移動する間、野生動物を激写。
【上:鹿、というかむしろお尻のモフモフ。
下:子ギツネ君。】

観光客からすると、こんなに身近で野生動物が見れる事は確かに嬉しいのです。
しかしガイドさんによると、知床保全団体の方にとっては
頭を抱える問題でもあるらしいんですね。
先ず鹿においては、近年凄い勢いで数が増えていて
植物の生態系が崩れるほどとか。
(鹿が好きな草のみ食べるのでその種類だけ無くなっていく、など)
今は森が抱えられる2倍以上(うろ覚えですが)の鹿が生息してるんですって。
増加に伴って人が鹿を目にする機会も増えていると言う事なんでしょうか。

キツネやその他の動物に関しては、一部の観光客の餌やりが原因で
命を落とす生き物が後を絶たないらしいのです。
例えば。。。
《春:子狐が生まれ、餌を貰い始める》
《夏:餌を貰える事を覚え、自動車が来ると近づくようになる》
《秋:車を怖がらないので自動車との接触事故が多発。命を絶つ》

上の写真の狐ちゃんも、一見可愛くおすわりをして
観光客を出迎えてくれてるようにも見えますが・・・
実際は自分で食べ物を採る事も少なくなって
人間に頼って生きる”野生”の姿なのです。

なんだか悲しいですね。
たまも色々考えるキッカケをいただいたのです。


さて、こちらはなんでしょうか?
【タンチョウと・・ワシ?】
これは知床じゃなくてトドワラを見に行く時撮った写真なのね。
関係ないのにすみません・・・せっかくだから出しとこうと思って(笑)。


話は戻って知床散策なのよ。ガイドさんお勧めの地へ!
道なき道を行きます。
ガイドさんが居ないと迷う事必須。。。

ここは春だけ川が流れる場所。
雪解け水がなくなれば、あとはこの様に乾いてます。


そしてガイドさんだけが行き方を知るという・・「幻の沼」へ。

【ポンホロ沼】
あれ?葉っぱばっかりなのよ?
・・・実はココ、冬が過ぎると雪解け 水が溜まり春の間だけ沼が現れる場所。
季節限定の貴重な”幻の沼”ということです。
夏が来れば水は無くなり、こうして植物が生えて来ます。
そしてこの植物、ぜ〜んぶシダなんですよ!シダ植物!
シダは一回踏まれると枯れてしまうらしいので、
道がある所以外は歩かない様に気をつけます。

秋にはシダも枯れ始め、その様子が周囲の紅葉と合わさり
これまたキレイな眺めなんだとか。
そんな季節の移り変わりが見れる、素敵な場所でした。
(詳しくはこちらのリンクをどうぞ↓)


【羅臼岳】
ポンホロ沼からの眺め。
丁度天気が回復してきたので、羅臼岳もキレイに撮れました!
傘雲もかかってるよ〜♪

そんな感じで2時間程度の散策は一旦終了。
写真の中を歩いているような気分になる絶景ばかりでした。


夕方、最後に向かうのはたまが行きたいと希望した「オシンコシンの滝」。
【オシンコシンの滝】
ここは迫力ありましたよー!
場所がかなり道路の近くで、ぽけーっと歩いてたら
目の前に急にドドーン!っと現れるんです。
そんな予告無しの登場に若干たまはビツクリきょん。
滝は冬になると表面だけ凍るりライトアップもされるそう。
見てみたいものですねー。

その後は滝を上から眺められる場所に行ったり
近くのお勧めスポットで夕日を眺めたりと、残り時間も満喫。
 ガイドツアーって初めてでしたが
少人数のおかげもあってか予想以上に楽しかったのです。うん。

そしてガイドさんと別れ、日帰り露天風呂に入り夜行バスに乗車。
明日は夜のヒコーキの時間まで札幌観光なのね〜。zzz...



で。
翌日・・・・・
早朝6:00に札幌駅前に到着。


「札幌・・。どこも閉まってるし、取りあえず一旦空港いきましゅか・・」

しかし、その選択が間違いであることに気がつけるほど
たまの脳みそは発達してはいませんでした・・。


7:00くらい。空港着。
「え、なにこれやばい。ネムイ。」
朝食食べたらもっとネムイ。
てか、なんだか一気に疲れが。。。
今まだ7時・・飛行機が・・20時過ぎ・・。
ほぼほぼ14時間。でももう空港から出たくない。面倒くさい。


とりあえず・・・・・・ねる。
(※飛行機が遅れて実際は21時発になりました)


たまはぐうたら過ごしました。
この一週間の行動力はどこへやら。
札幌観光さようなら。
たまは空港で食っちゃ寝食っちゃ寝、怠惰な一日を過ごしたのです。

「お土産?お店はいっぱいあるけど・・もう買ったからいいのね。
それより、ここは人が多くて疲れてきたのよ。
どこかゆっくり休める場所を・・さがさなきゃ」
たまはロビーをさまよいさまよい、なるべく端っこで
なるべく人通りの少ない場所を見つけました。

あとは、・・・何もせずにただその時を待つだけです。


そして無事に搭乗。いざ東京へ。


「あ。トドカレー買うの忘れた。。。」


そんなたまの思いを乗せ、飛行機は北海道を発っていくのでした。



















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